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産直で見つけた野菜屋ゆうゆうのフワフワシフォン♥️
R13を南下する秋田からの帰り、新庄市内に入る直前、開き始めた桜の木々に囲まれた中に産直らしい施設を見つけて思わず入ってしまいました。「産直まゆの郷」と言うのだそうです。郊外みたいですが、住所的には十日町になるのかな。
モーパパは子供の頃からお蚕さんの桑を食べる閑なカサカサと言う音を子守唄に育ってきましたし、現在でも蚕から絹織物までの一貫生産業務を取り扱っています。そんなモーパパの眼から見ると、こちらの建物は、なんとなく昔の乾繭工場・製糸工場を偲ばせる佇まいをしています。モーパパが子供の頃に親の手伝いについて回ったのは高畠町の長谷川製糸、上山市の秋葉製糸、村山市の農協製糸で、新庄までは来た記憶はありません。大学を出て家業に入った頃は鶴岡の松岡製糸を除きすべて廃業していました。でも、こうやって昔の製糸工場を見ると、今でこそのノスタルジックさを感じます。昭和40年代まで日本の花形輸出産業でもあった絹織物業界を牽引した製糸工場は、当時の技術の粋を集めており、建物も当時の木造工場建築としてはそこそこ大きく広い木造建築でした。この郷愁を誘う趣きは産直や地元名産を取り扱うにはちょうど良いかもしれません。商品出店は新庄ふるさと応援隊と言う商品提供団体に所属している生産者の皆さんの協賛のようです。
そんな独特な雰囲気の店内をつらつら眺めているなかで目に留まったのがこちらのシフォンケーキです。寒河江のマイ工房のシフォンケーキもそうですが、産直ではたまに意外な拾い物があるときがあります。これはどうでしょう?
・濃厚豆乳シフォン160円... 続きを読む
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